One Health 研究会のメンバーによる国際専門誌への研究報告
2022年度:
- 新田ゼラチンと酪農学園大学との共同研究によるウイルス安定化剤の研究が掲載されました。ウイルスを用いた治療薬などの安定化に寄与する基礎研究となります。
Kadji FMN, Kotani K, Tsukamoto H, Hiraoka Y, Hagiwara K. Stability of
enveloped and nonenveloped viruses in hydrolyzed gelatin liquid formulation.
Virol J. 2022 May 27;19(1):94. doi: 10.1186/s12985-022-01819-w. - 酪農学園大学の萩原研究グループにより喘息・アレルギーが機能性乳酸菌投与により緩和されることがマウスモデルを用いた研究により明らかとなり論文が掲載されました。
Kishida S, Kato-Mori Y, Okamoto M, Hagiwara K. Anti-inflammatory effect a
specific Lactiplantibacillus plantarum in an ovalbumin-induced asthma model.
Microbiol Immunol. 2022 Sep;66(9):442-452. doi: 10.1111/1348-0421.13014.
2023年度:
- 酪農学園大学の萩原研究グループとモンゴル生命科学大学のDr. Boldbaatarとの共同研究により、モンゴルの小反芻家畜にE型肝炎が感染していることを発見し、国際誌に掲載されました。
Batmagnai E, Boldbaatar B, Sodbayasgalan A, Kato-Mori Y, Hagiwara K.
Hepatitis E Virus (HEV) Spreads from Pigs and Sheep in Mongolia. Animals
(Basel). 2023 Mar 1;13(5):891. doi: 10.3390/ani13050891. - 酪農学園大学の萩原研究グループと京都府立医科大学の中屋教授との共同研究から、新たながん治療の研究において組替えウイルスを用いたメラノーマ治療の有効性が確認され、Medical Oncologyに掲載されました。
Numpadit S, Ito C, Nakaya T, Hagiwara K. Investigation of oncolytic effect of
recombinant Newcastle disease virus in primary and metastatic oral melanoma. Med
Oncol. 2023 Apr 6;40(5):138. doi: 10.1007/s12032-023-02002-z.
2023.04.18|全件表示